<動画解説>ブレストレーニング

<動画解説>〜ブレストレーニング〜
 
ここでは動画の内容をもう少しだけ詳しく解説します。
「ブレス」とは息を吸うことですが、
ここでは主に息の吐き方の説明をします。
息の吐き方=お腹の使い方というニュアンスで進めていきます。

息を吐く時のお腹の使い方をマスターすることで
ブレス(吸気)も上手になりますよ
 

吐く息(呼気)に少し圧力をかけた方がわかりやすいので

歯と歯の間からスッ、スッと息を吐きます。
肋骨に囲まれた肺を鳥かごに見立てて、
その鳥かごを抱えるようなイメージで体を起こします。
息を吐く時、体が前方向に「くの字」に曲がらないように。
「くの字」になっている時は
お腹の筋肉は奥に向かって縮こまり
背中にも胸にも力が入って
鳥かごは しぼんでしまいます。
 
息を吐く時はその鳥かごが
しぼまないように
下に下がらないように
なんなら、外側に膨らむように
腹筋を使って下から支えることが大切です。
 
お腹(みぞおちの辺り・咳をする時に動くところ・笑う時に動くところ)に手を当てて
体の内側に向かって押します。
それを押し返すように練習すると良いです。
 
最初はお腹も上手く動かないかもしれません。
すぐに出来なくても大丈夫です。
普段そんなに意識していない場所を動かすのですから
最初から出来なくて当然!
ゆっくり!じっくり!が肝心です♪
 
もう一つ。
練習時は笑顔で!
 
頬の筋肉を上方・後方に引き上げることによって
体の重心が後ろに感じやすくなります。
息も入りやすくなります。
 
頬が上がっていない状態、口角が下がっている状態
いわゆる「無表情」で、
もしくは「怖い顔」で息を吐くと
胸を上から押しつけるような力が入り
体が縮こまり
吸う息(吸気)もスムーズに体に入りません。
あえて、吐く息(呼気)を
頭や首の後方に当てるようにイメージすると
体の重心が定まり
前後のバランスも良くなりますよ。

を前に前に。。。と
前ばかり意識すると重心が前に傾きやすいので
背中の、肩甲骨あたりで頭を支える・・というぐらいの感覚でいると
前後左右、体のバランスがよく取れた練習が出来ると思います。
ブレスを制する人は歌が上手いです!

制するべく
頑張りましょう~♪