歌う時に
・腹筋や背筋を使って体を起こす
・体を支える
・胸郭を広げる
ということはとても大切です。
これらを行う為に体を鍛えたりすることは勿論大切ですが、
その説明はまた別の機会に。
今日は体の「軸」についてです。
声を出す時には体がブレないように「軸」を作ることが大切です。
この「軸」の大切さはスポーツでもダンスでも同じです。
歌うということは、スポーツと同じと言っても良いかも知れません。
では、軸って????
今回はまず体の「軸」を感じる1例をば。
よく「お尻を締めて〜〜」って言われますよね。
でもお尻を締めるって。。。?
これは私の感覚ですが、締め方には
お尻の下方を締めるか、上方を締めるかの2通りあります。
「え?2通りあるの??
そんなこと考えたこともなかった」という方
きっと多いですよね。
みなさんがお尻のどこに意識を集中しているのか
じっくり考えてみましょう。
下方を締めると・・・
骨盤の力が抜けて、支える感じも弱くないですか?
では上方を締めると・・・・
私はこちらを推奨します!
上方を締めるとは。。
お尻にバラ1輪(棘は取ってね)を挟んで
そのまま動いてもそのバラが落ちないように力を入れる・・と、
そんなイメージです。
そんなイメージです。
そのイメージでお尻を締めると
腹筋・背筋もしっかり働いて体が自然と起き上がります。
そして、体の軸もしっかりしてきます。
その状態で胸郭から上を横にゆらゆら揺らせると なお良し!です。
立って歌う、座って歌うなど歌う時の状況はいろいろなので
歌っている時に100%必ずお尻を締めなければいけないという訳ではないですが
まずは「軸の感覚を掴む練習」として
お尻を締める方法を使ってみてくださいね。