音がだんだん高くなっていくと喉が閉まってむせてしまうとか、
ある音程までいくと、もうここが限界・・というように裏声に切り替えてしまうなんてことありますよね。
頑張って高い声を出しても、まるでニワトリの首をしめたような
苦しそうな声になってしまう。
悩みの種です。
音階というのは当然ですが下から上に向かって高くなっていく。
でも、そのまま「低い音は下の方で、高い音は上の方に・・」といういうように
例えば、床から1mの所がド、床から1m30cmのところがソなどのように
音をその音の高さの「位置」でとらえてしまうと喉は閉まっていきます。
だから、音の上下を逆にとらえてみると良いのです。
例えば ドレミ〜と音が上がっていく場合、階段を一段ずつ上るように音を上げていくのではなく、
ドよりもレの方が低い音、レよりもミの方が低い音…ととらえて、
口の中や喉の奥も音が高くなるにつれて、下に奥に開いていくようにしましょう。
「ド」という丸くて柔らかいパン生地を、音が上がるにつれて下に、奥に伸ばしていくようなイメージです。
お腹の支えも忘れずに♪