「歌に表情をつけましょう!」
そんな風に言われたらどうしますか?
今日のレッスンでもそんな話題になりました。
歌い終わった後にちょっとため息交じりで「私、強弱があまりつけられなくて上手く歌えないんです」と生徒さん。
今までレッスンしてきた生徒さんのほとんどは「表情」をつける、または「表現する」のは「強弱」だけだと思っているようです。
明確にそう思っていなくても、無意識のうちに強弱だけで強行突破しようとします(^^)
でも強弱だけで歌おうとすると喉や体に力が入って上手く歌えなくなったり
例え上手く強弱を制御出来たとしても、表現するには強弱だけでは幅が狭すぎるのです。
表情をつけるには強弱だけでなく
声が明るいのか、暗いのか
優く歌うのか、激しく歌うのか
囁くのか、シャウトするのか
伸ばすのか、スタッカートで短く切るのか・・など
方法はたくさんあるのです。
明るい曲を歌う前にジャンプしてみるのも良いかも知れません。
歌う前に確実に楽しい気分になれますよ。
そのまま歌えば明るい雰囲気が出せるでしょう。雰囲気づくりも大切です。
バラエティ豊かな表現方法で
あなたらしい歌を歌ってくださいね。