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♬ 歌の学校を探した頃の思い出

大好きなホイットニーヒューストンの歌を歌いたい!
もっと上手くなりたい!
歌のプロになりたい!!!

今日は、音楽短期大学を卒業し就職して1~2年経った頃
本格的に歌を教えてくれる学校を探した頃のお話です。

 

小さい頃から歌うことが大好きだった私。
大学では声楽のレッスンは受けていましたが
いやいや、そうではない、
ホイットニーヒューストン とか マライアキャリー の歌を歌いたい。
それも本格的に。
趣味じゃなくて、本気で上手くなりたい!と思っていました。

当時は音楽スクールを雑誌で探していました。
広告を大きく出している学校なら洋楽も教えてもらえるはず!
そういう所は、どんな凄い事を教えてくれるんだろう💛・・・と
ウッキウキで体験レッスンを受けに行ったものです。

その中のひとつ。
結構魅力的な文面で広告を出している学校だったので意気込んで体験レッスンを受けに行きました。

レッスン室に入って「洋楽が歌いたいんですけど」とワクワクしながら講師の先生に伝えたら
「洋楽ですかあ。楽譜がないなあ・・・ エーデルワイスならあるけど」と言われ
失望・・・
勿論、エーデルワイスは名曲ですが。

まあ当時はポップス曲を習うなんて初めてだったし
楽譜も持参して良いなんてことはまるで考えなかったのでその先生も可哀そうでしたが、
でも、ホイットニーヒューストンとかカッコいい洋楽が歌いたいんだってば!!!
そこは譲れない。
せめてもう少し新しい曲を提案して欲しかった(笑)

そんな感じでいくつか体験を受け
そして辿りついたある学校。

その当時を考えると
とっても前衛的で良い学校だったと思います。
洋楽も何曲か練習させてもらいましたが
今にして思えば
すごい技術を教えてもらった記憶はなく
ただ楽しく歌うレッスンだったな~と。
そして、数カ月続けた結果
ここで「先生やらない?」とスカウトされ、
「え? 習いにきてるのに教えるの? 」とびっくり。
歌をある程度認めてもらえて、それは嬉しかったけれど
これ以上のことは教えてもらえないんだな・・と残念な気持ちになりました。

その後、暫くしてその学校はやめさせてもらい
独学というか好きなように歌い続け
ラッキーなことに 上手なバンドからメンバーに入れてもらったり
レコーディングの仕事をさせてもらったりと
結構とんとん拍子に歌の世界に入るのですが、
そこはあくまで声の出し方が独学ゆえに
後にスランプに陥ることになるわけです(笑)

その話はまた別のブログで・・・


余談ですが、
「エーデルワイスならあるけど・・・」の記憶はずっと消えず

自分が教えるようになってから
生徒さんにはなるべく好きな曲を歌わせてあげようと思いながらレッスンをしています(^^♪