先日、私がボーカル講師を担当させているタレント事務所
「J-beans」の発表会がありました。
演技クラスとボーカルクラスの合同企画です。
そこでとても貴重な体験をしました。
そこは15人も入ればいっぱいな小さな会場。
お客様との距離はめちゃくちゃ近く
マイクなし。
俳優を目指している演技クラスの皆さんたちは
マイクなしには慣れていると思いますが、
Singerを目指すボーカルクラスは
なかなか大変だったのではないかと思いました。
『大変なこと 1つ目』
マイクがなくて手持ち無沙汰。
普段、気持ち的にも、視覚的にも
マイクがどれだけパフォーマンスを上げてくれているのかが分かります。
マイクがなくても
惹きつけるパフォーマンスができるか、
お客様に「魅せる」ことができるか、
大きな課題です。
『大変なこと 2つ目』
マイクがないと余計なことをやろうとする。
(喉に力が入る)
出演する生徒さんに
「マイクがないからちょっと大きい声で歌った方が良いですか?」と質問されました。
私の答えは「いつも通り歌ってね」でした。
マイクがない=声が届かない と思ってしまうと
つい「大きい声」で歌おうとなりますが、
ボリュームだけを考えると
どうしても喉に力が入って「喉声」に。
では、何を意識するか・・・
それはズバリ
「共鳴」です。
しっかり共鳴させることができれば
ある程度 ボリュームのある声 になります。
そして、
張りのある美しい
その人本来の声になります。
「共鳴」を味方にできれば
マイクがない場合だけでなく
マイクを使った時も
倍のパフォーマンスができますよ。
普段から共鳴を意識して
ボイストレーニングをすることが
とっても大切なのです!!
「私、マイクがあってもなくてもOK!」って言えたら
カッコいいですね〜〜
是非「共鳴」を味方につけてくださいね。
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